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漆黒のシャルノス ネタばれスレッド

81 名前:名無しさん@うそつき 投稿日:2008/11/26(水) 03:10 ID:???
そこで《結社》総帥(西インド会社主宰)アルトタス=トート=ヘルメースの人格についての俺の意見だが、
これはセレナリアやインガノックのネタバレにも関わってくるんで、両方プレイ済の人間だけ読んでくれ











で、総帥トートだがFC会報によると、大公爵を「友人」と言って
緑色秘本の複製を自ら手渡したらしいんだよな。

現象数式を編み出すような偉大な碩学だからそれ自体おかしくはない話なんだが、
一方で裏読みすると大公爵発狂の原因となった崩落事故は結社の仕業という線が濃厚だ。
(緑の石を都市に配置するなんざ、《復活》が起きることを事前に知っていなければ無理の筈)

……でも《復活》が無ければ大公爵も現象数式をあれ程早く実用化することはできなかっただろう。
そしてトートにとっては大公爵への友情を示すことと現象数式の発見を後押しすること、発狂するまでに
苦しめることは何ら矛盾する行動ではなく、騙したつもりも裏切ったつもりも無いに違いない。

《心の声》でポルシオンに語りかけている記憶装置がトートの分身だとすると、完全な悪人とも思えない。
だが決して善人というわけでもなく、言うなれば善悪の区別がつかない(もしくは拘泥しない)狂人か、
Mやバロンのように人間とは異なる存在である為にヒトの感情とは違う尺度で行動しているのだろう。
複数の呼び名・姿を持つ。恐らくは機関人間という設定の他に、セレナリアFDでは複数の人格の統合体であるかのような描写があった。
(これは北央帝国皇帝家の設定にも共通する部分がある)

総帥が北央帝国初代皇帝にしてシュプララプセール女王種エリール・ロムの弟であるトート・ロムと同一人物であるか
どうかは不明だが、バロンの態度を見てもまともな「人間」であるとは思えない。
例えば(恐らくは地球の《ふるきもの》であった)シャルノスの王に比類するような《ふるきもの》の一種か、
或いはヒトであることを止めて《ふるきもの》に近づこうとした碩学達の統合体・なれの果てではないだろうか?

……と今までの作品を通して想像しているのだが、どうだろう?

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