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ニコ動関連スレッド

20 名前:インガスレ696 投稿日:2008/11/16(日) 13:24 ID:TXH7W8J.
さて本題に入ろう。

まず前提として確認しておきたいのは、本来「白と黒の判定」は権利者が行うべきものであって、
俺達ユーザー(投稿者や視聴者)が身勝手に判断するべきものではないということだ。

つまり、権利者側が動画などに利用されるあらゆる素材についてフリー宣言をしていない限りは、
全ての投稿作品は「黒」であり、“建前上は”排除されるべきものだということを忘れてはならない。
いわゆる「二次創作的グレーゾーン」というものは、「権利者が気付かずにいるか、敢えて黙認している」
からこそ存在を許されているに過ぎないということについては、君も同意してくれるだろうと思う。

例えば公式に「御社の製品からBGMを抽出してニコニコ動画にアップロードしたいのですがよろしいですか?」
などと馬鹿正直に質問メールを送ろうものなら、「それは困るのでやめて欲しい」と言われるに決まっている。
だが現実に該当の動画が存在しているということは、権利者側は「その動画の存在を知らないか、敢えて黙認している」ということだ。

その二つを区別することは非常に難しい。
また例え黙認していたとしても、その理由は何通りか考えられる。
例えば「宣伝になるから黙っていよう」という好意的に受け取られた場合と、
「このくらいならば毒にも薬にもならないから、まぁ許してやろう」と文字通り黙認している場合。
そして「本当は削除して貰いたいが、その際の反発(リスク)が大きくてできない。
もしくは、悪質なユーザーの場合いたちごっこに陥ってしまい、効果が期待できないばかりか
時間と人件費の無駄になってしまう」などの理由で「泣き寝入り」している場合が考えられる。

そして動画が削除されないことで増長して、ユーザーがこの「泣き寝入り」にあたる悪質な動画を際限なく
投稿し続けることにでもなれば、権利者側はついに“堪忍袋の緒が切れて”、それまでグレーゾーンと見做されていた
全ての投稿作品が規制されてしまうということになる。(既にアニメなどでそういう動きがあったことはご存じの通りだ)

実際には各社の見解の相違や業界としての思惑、運営者の姿勢などの問題もあるのでこう単純にはいかないが、
我々ユーザーも(全くの子供でないのなら)このくらいは想像してしかるべきだと考える。

以上が俺の考えを語る前に、前提として認識しておいて欲しい基本的知識の一部だ。
……もちろんこれに異論がある人もいると思うし、俺の見落としていることもあるだろうから
その時には指摘して、自分の考えを披露して欲しい。

名前: E-mail(省略可)

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